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2020秋 竹間伐  ~なんでタケノコには竹伐採が必要?~

暑くて暑かった夏もそろそろ終わりですかね(^^)

朝夕は特に寒くなって来ました~

竹の寿命

竹は「竹林」という全体でみると、放っておくとどんどん伸びて広がっていくイメージがあるかもしれません

でも、「竹1本」という単位でみると、寿命は10~15年といわれています。

しかも、その竹が親竹としてタケノコを発生させるのは5~7年目までだとか(‘Д’)

タケノコの発生の母体となるのは、竹の「地下茎」から「芽子」がついて、これがタケノコになったり、地下茎に分岐したりするからです。

地下茎からタケノコの発生は、タケノコが竹に成長した2年目から始まり4年目で最大となるとの調査結果があります(◎_◎;)

生殖行為を伴うわけではないですが、次の世代を育てていくのは、やはり若いパワーが必要なんでしょうか!?

また、親竹は10年目くらいから順次枯死していきます。

荒廃した竹林に倒れているのは、10歳以上の竹たちなのでしょうか。。。

タケノコの生産のために

竹の寿命やタケノコ発生を考えると、あまりタケノコの発生を促さない年のいった竹より、たくさんタケノコの発生を促す若い竹がたくさんあったほうがどんどんタケノコが出てきそうですね!

そこで、タケノコの生産を促しどんどん次の世代に出てきてもらうためには、歳のいってきた竹を伐採して若竹の比率を増やしてあげることが竹林の活性化にもつながります!

若竹 阿波たけのこ農園

なんで竹の伐採は秋・冬?

寒くなると人も縮こまるように、他のいろんなものも縮こまったり活動量が落ちてきたりします。

夏はあれだけどんどん伸びまくってた草たち、あれも秋になって落ち着いてきました~

僕たち私たちも、夏の暑さであれだけ汗かいたり水飲んだりしてたのが、落ち着いてきましたよね。時には寒さに縮こまるくらいに。

動物は、恒温性を持つもの、変温性を持つものがあります。植物も、年中葉っぱをもつもの、葉を落とすものなどいろいろありますし、いろんな生き物は季節の変化にあわせて適応していきます。 (生物好きなんで、別記事で詳しく書くっす🤤気が向いたら)

なにはともあれ、竹や木は秋以降、活動量(代謝など)が落ち着き、人間が汗かいたり水飲む量が減るように、水の移動が少なくなり落ち着きます。

ここ、絶好のタイミングなんです!

何が絶好かというと、「竹を素材」としてみたときにいい感じなんです。この安定した時期に伐採した竹は丈夫で強い!簡単に腐らない!

これは、杉をはじめとした樹木でもおんなじ。

暑い中、虫も蛇も出てくる中で竹刈るのしんどいし嫌!というだけでなく、竹を生活に使う道具の素材として活用していたからこそ秋冬に伐採してきていたんでしょうね(^^)

なにはともあれ竹伐採が(コウセイの手によって)そろそろ始まります。

いい感じの竹がいっぱい出てくるよ!お問合せお待ちしてます💪

タケノコ販売に向けても再始動してきます~

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