竹林には間伐が必要!
たけのこの生産には、竹林の間伐作業が欠かせません。
というのも、たけのこは竹の根っこである地下茎(ちかけい)から生えてくるのですが、6年目以降の竹の地下茎からはたけのこの発生が少ないといわれているからです。
つまり、おいしいたけのこをたくさん生産するためには、5年目までの若い竹を残し、6年目以降の古くなった竹を間伐してやる必要があります。
また、竹林の中がたくさんの竹で込み合っているとたけのこの発生率が悪くなったり、災害のリスクも増えるため毎年適切に間伐を行うことが良い竹林・森林環境の維持に必要となります。
竹を粉砕して竹粉を製造!
全国的にも「竹」をどうにかできないかと、活用について検討が進められております。
阿波たけのこ農園では、竹の棹の部分については竹粉(ちくふん)と呼ばれるパウダー用の原料として出荷しております。
竹粉を製造するためには、間伐した竹の品質を見極めて使えるものは切りそろえて集積し、阿南市の隣町である那賀ウッドに運搬します。
那賀ウッドの工場にて乾燥、割り作業を行った上で粉砕加工加工をおこない細かい竹粉に加工します。
竹パウダーというと発酵させて土壌改良剤などとして利用されているモノもありますが、この竹粉はさまざまな原材料として活用されています。
樹脂の代わりの素材となったり、レザーになったりと、その可能性には驚くばかりです(*’▽’)
竹粉から環境にも優しい食器を製造!
この竹粉を活用して、オリジナル製品づくりに取組みました。
製造にあたっては、那賀ウッドとパナソニックプロダクションエンジニアリングの共同で植物由来の優しい食器のシリーズ「ボタニカルタンブラー」になりました!
タンブラーの材料のうち55%に竹粉が配合されております。半分以上が竹でできているなんてすごい!感動ですΣ(・□・;)
お子様にも使いやすく子供たちも好んで使っています♪
阿波たけのこ農園からも販売!
間伐した竹から製造したボタニカルタンブラーは阿波たけのこ農園のオンラインショップからも販売しております!
春のシーズンは筍姫と一緒にお買い求めいただくと送料がお得になります♪
↓画像をクリックすると商品ページにジャンプします。
阿波たけのこ農園の兄が仕事している那賀ウッドでは、竹タンブラーの他にも那賀町産杉の木粉を活用した食器類を製造しております。
是非ご覧ください~!(写真をクリックで詳細ページにジャンプします)